救急救命士は、さまざまな場所での救急活動が求められます。実際の現場ですみやかに対応できるよう、キャンパス内には多様な設備が用意されています。また、用意された場所だけではなく、実際の現場を想定して学内のさまざまな場所を救急現場に見立てることで、活動障がいのある現場での対応力を身につけていきます。
心臓が痙攣し、血液を流すポンプ機能を失った状態になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。現場では、どの種類のAEDが使用されているかわからないので、さまざまな種類の機器を揃えています。
救急搬送を想定しての訓練で使用。車内には実際の救急車でも使用される機材があり、実践的な学びを体得できます。
傷病者の搬送に使用します。上部にある黄色いボードは、傷病者を乗せる際に動きをスムーズにするために、左右に広がるしくみです。
少人数の班で実習を行う際に使用するもので、酸素濃度を測る機械?血圧計?包帯?聴診器など、傷病者の状態を把握するために必要な道具が常備されています。
搬送時における傷病者の心電図?血圧?酸素濃度などを表示してくれる機器です。適切な処置を行うために重要なアイテムです。
心肺蘇生を行う精度を確認し、より正確に実施できるよう訓練するための人形です。手元にあるiPadと連動しており、心臓を押す深さ?速さなどを測定します。的確な処置を行うために欠かせない訓練です。