本授業では“芸術が社会にできること”を探し、個人の表現だけにとどまらず、発信していくことを考える授業です。その一環として、イベントや地域を盛り上げるための作品制作やワークショップなどを計画し実践しています。
「芸術」とは「個人の想いや考え感情を表現する」だけのものではありません。「共有する想いを元に制作する」「制作することによって共有する想い」という働きも持っています。本授業は、帝京大学幼稚園児たちと共に学び合うワークショップを年に6回~8回企画?実施します。その名も「わくわくワーク」。子どもたちに楽しんでもらえる造形表現活動を考え、実際に子どもたちと一緒に活動することによって、学生はさまざまな社会的スキルを身につけます。
帝京大学幼稚園年長組の園児と一緒に、造形活動を行いました。コロナ禍での制作ということもあり、必要からの造形活動「わくわくフェイスシールド」に設定しました。フェイスシールドにセロハンシール、丸シール、マジックなどを使って装飾します。
園児たちは、工夫を凝らして楽しんで制作することができ、また、学生も主体的かつ能動的に活動し、ともに充実した時間となりました。このような活動を通して、園児?学生がともに学ぶサイクルを実感することができます。