医学部にはさまざまな実習施設が設けられています。講義で学んだ知識の理解を深めるとともに、より現場に近い環境で経験を積むことで、病院実習へスムーズに入れることをめざしています。
板橋キャンパスに隣接する医学部附属病院は、特定機能病院として高度な医療を提供し、実習などを通して医療の現場を体験する場として活用されています。
2年次の解剖学実習で使用します。解剖学の知識を確認すると共に、講義での系統解剖学の知識を各部位における局所解剖学として理解を深めます。
実習では、心音と呼吸音の聴診トレーニングができるシミュレーターを使用します。
一次救命処置と二次救命処置のトレーニングを行うことができるシミュレーターを使用し、プロジェクターを用いて実際の処置室を再現する環境の中で実習を行います。
先端のシミュレーターを配し、手技の修得や救命救急処置のアルゴリズムの修得など、総合的な臨床能力を修得するシミュレーショントレーニングを行います。
少人数での議論に適した実習室で、実際の症例から学生が学習資料を作成し、症状や治療の方針を決める方法論を学びます。
学内の複数の講座や研究室などによる共同研究、学外の組織と連携した共同研究に対して、効率的に研究を行うための施設です。培養施設や分析室、打ち合わせスペースなどが用意されています。
一度に238名、120名、70名が利用できる教室が計3室。授業で使用されていない時間は、学生の自主学習のために解放されています。