八王子キャンパス観光経営学科の学生による八王子市の観光まちづくり提案が、大学コンソーシアム八王子学生企画事業補助金に採択されました

2024年7月12日（金）、帝京大学経済学部観光経営学科准教授 今野久子が開講する観光経営学特殊講義の授業内にて企画した八王子市の観光まちづくり施策案が、大学コンソーシアム八王子学生企画事業補助金対象に採択されたことを受け、学園都市センター（東京都八王子市）で行われた採択式に学生が参加しました。本採択式では、各大学から企画案の発表や八王子市民活動協議会の役員などを交えた意見交換?交流が行われました。

八王子市は2020年に、都内で唯一の日本遺産に認定され「桑都」を生かすまちづくりを推進しており、本講義では、こうした八王子市政への観光まちづくり提案として、親子など若い世代の「桑都」や「織物」への関心を培い、持続可能なまちづくりをめざす取り組みを進めています。また、2023年度には大学コンソーシアム八王子学生発表会で提案を行い、観光まちづくり部門で最優秀賞受賞しました。

今年度は昨年の提案内容をさらに展開するため、8月に夏休み親子体験「桑都?八王子の織物とスゴロクで遊ぼう！」の実施を予定しています。八王子織物工業組合や地元のシェアキッチンなどの協力のもと、伝統工芸士に習う「本格的な手織体験」と、学生企画の「桑都のクイズスゴロク」や「桑のおやつ」を提供するプロラグラムで、若い世代の関心を促す取り組みです。
本イベント実施に向け、6月には八王子市郷土資料館や博物館などでの調査?ヒアリング、シェアキッチンでの桑を使ったおやつの試作やインスタグラムでの発信を開始しました。7月には八王子市役所（日本遺産推進担当など）の協力による市内50施設でのポスター設置や「広報はちおうじ」などへの掲載、八王子市教育員会などの後援による日本遺産ポータルサイト（文化庁）や八王子市日本遺産桑都物語のポータルサイトへの掲載が始まっています。
このように、観光まちづくり提案を通して、日本遺産桑都?八王子に関連する産官民の多くの方との連携が広がり、貴重な体験学修の機会となっています。

夏休み親子体験「桑都?八王子の織物とスゴロクで遊ぼう！」についてはこちら
2023年度「第15回大学コンソーシアム八王子学生発表会」で最優秀賞を受賞した記事はこちら
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