理学療法では患者さん一人ひとりの状態を把握し、最も効果的な治療法が行われます。そのため理学療法学科では、温熱、水、などの物理療法のための実習施設や、理学療法士の治療の根幹となる機能回復を目的とした運動療法の実習施設などを完備。実践的かつ効果的な実習が行えます。
理学療法の物理療法である温熱効果を利用し、筋のリラックスや疼痛の緩和を行っていきます。その温熱効果を与える渦流浴?気泡浴を完備し実習を行っています。また、運動歩行浴を用い、温熱効果を得ながら歩行練習が行えます。
運動療法のうち、運動機能の回復を主目的として行う訓練を機能訓練といいます。その運動療法を行う上で、客観的評価ができる三次元動作解析装置?筋力測定?筋電図などを設置しています。
理学療法治療実習室では、理学療法の実践に必要な各種の検査法や検査技術、基本的な治療技術を実践的に学びます。
基礎医学について実習する施設です。理学療法、作業療法においては基礎医学の中でも特に「解剖学」「生理学」「運動学」の理解が重要となります。これらの各実習で、体表から骨?筋?神経の触察や、神経の速度の計測などを行います。