2025年01月31日
2025年1月9日(木)、帝京大学板橋キャンパスにて、帝京大学産学連携推進センターが第5回目の帝京大学発ベンチャー称号授与式を執り行い、本学発ベンチャー企業である株式会社バイタルサイン(以下「バイタルサイン」)に第5号となる称号を授与しました。本学では、本学の知的財産、研究成果または人的資源などを活用して起業された大学発ベンチャー企業を対象に、本法人の称号を授与しています。
今回称号を受けた星野講師は、14年以上にわたってICU看護師として勤めており、大学院での研究活動においては看護師教育の専門性を深め、博士号(医学)を取得しました。現在は、バイタルサインで看護師教育の社会貢献とともに、4月から新たに開設される高度実践看護師課程の診療看護師(NP)コース教育の一部も担当するなど、本学教員および附属病院の看護師として勤めながら、本学にて研究活動を続け、看護師教育の充実に努めています。
星野講師は現場での経験および研究を通して、看護師のキャリア形成における教育の重要性を感じ、2024年に株式会社バイタルサインを起業しました。看護師になった後の、卒業教育の充実、キャリアアップ形成には課題があります。バイタルサインではそのような課題を解決するため、主にセミナーを中心にサービスを提供し、看護師の教育に尽力しています。また、最終的には看護師の質を高めることにより、患者さんへのケアの質向上もめざしています。
授与式では、同センター長?教授 中西穂高の進行のもと、本学理事長?学長 冲永佳史が、バイタルサインの代表取締役である星野講師に称号記を授与しました。冲永理事長?学長は「医療人材のサポートを厚くし、医療者個人の力を高めることが重要だと感じています。ぜひ地道に継続していただき、医療人材育成に協力してください」と述べられました。
今後も、星野講師およびバイタルサインには看護師を中心とした医療人材教育の質の向上への貢献が期待されます。
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