2025年01月10日
2024年12月11日(水)、帝京大学文学部史学科講師 渡邊瑛季が担当するライフデザイン演習Ⅱにて、相澤健康スポーツ医科学センター職員でスピードスケート日本代表チーム科学スタッフを長く務めていた紅楳 英信氏をお招きして、紅楳氏の経験をふまえたキャリアに関する講義を実施しました。この講義は1年生が対象で、早期から将来のキャリアについて考えることを目的としています。
紅楳氏は、学生時代にスピードスケートと出会い、卒業後に企業勤務を経て、国立スポーツ科学センターや日本スケート連盟でスピードスケートの強化スタッフを務めてきました。主に科学や情報部門を専門とし、2018年平昌オリンピックでのスピードスケート女子チームパシュートの金メダル獲得などに戦略面で貢献しています。
本講義では紅楳氏より、自身のキャリアの分岐点や、キャリアの分岐点を得るために必要なことについて自身の経験をふまえ、さまざまな視点からお話しいただきました。学生からは「他人の価値観を認めるという話が印象に残った。大学でなるべく多くの人と出会いネットワークを広げ、さまざまな価値観に触れていきたい」「人生の分岐点がいつ訪れるかわからないので、それに対応できるようにさまざまな価値観や引き出しを持っておくことが重要だとわかった」といった感想があり、自身の今後のキャリアについて深く考えるきっかけになりました。
今後も本学は、学生のキャリア支援に力を入れながら教育活動を行います。