2024年10月01日
2024年9月27日(金)?28日(土)、韓国(ソウル)で開催された韓国消化器内視鏡学会2024(KSGE Days 2024)において、帝京大学冲永総合研究所Innovation Lab教授 杉本真樹と同研究所助教 末吉巧弥の発表演題「Development of wearable head-mounted Immersive multimodal endoscopic & robotic laparoscopic GI surgery assist system(ウェアラブルヘッドマウント没入型マルチモーダル内視鏡?ロボット腹腔鏡消化器手術支援システムの開発)」が、優秀示説演題賞Excellent E-Poster Awardを受賞しました。この賞は、消化器内視鏡分野における優れた研究発表に贈られるもので、杉本教授と末吉助教の研究と革新技術が国際的に高く評価されました。
韓国消化器内視鏡学会(Korean Society of Gastrointestinal Endoscopy:KSGE)は、1976年に設立された韓国における消化器内視鏡分野での主要な学術団体であり、国内外の消化器内視鏡分野での研究、教育、技術の共有を促進しています。毎年開催される学術大会は韓国だけでなく、世界中から参加者を集める国際的な学会として専門家が集まり、最新の研究成果や技術的な進展について議論する場として機能しています。
今回は、消化器内視鏡の最新の技術や研究成果が議論され、杉本教授と末吉助教は、ウェアラブル技術とXR技術を活用した内視鏡手術支援システムに関する発表を行いました。これにより、内視鏡技術のさらなる発展と患者さんの安全性向上に寄与することが期待されます。杉本教授は受賞にあたり「本研究の関係各位に心から感謝いたします。当研究所および本学における研究開発活動を推進してまいります」と話しました。
今回の受賞は、杉本教授と末吉助教の長年にわたる革新的な技術開発の取り組みが認められたものであり、以下は研究助成の一部成果です。