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2024年07月01日

板橋キャンパス瀧川助教が日本弱視斜視学会の廣石賞を受賞しました

2024年6月14日(金)、15日(土)、アクトシティ浜松(静岡県)で行われた第80回日本弱視斜視学会総会にて、帝京大学医療技術学部視能矯正学科助教 瀧川流星が日本弱視斜視学会の廣石賞を受賞しました。
日本弱視斜視学会は1964年に日本弱視斜視研究会として創立し、1978年に日本弱視斜視学会に改名して以来、視力および両眼視機能の障がいに関する臨床および基礎研究の発展を目標とし、社会へ向けて医学的根拠に基づいた情報発信をしています。

今回受賞した瀧川助教の論文は、治療に成功した不同視弱視における不等像視の影響を評価したもので、不同視は、左右の目の度数が大きく異なる状態で、眼鏡で矯正すると、右目で見えるものの大きさと左目で見えるものの大きさが異なる不等像視が起こります。不同視弱視の治療において不等像視は必ず起こり、脳の順応により知覚されないと考えられていましたが、瀧川助教の研究によって、不等像視の順応は起こらないことが示されました。
この研究成果が評価され、日本弱視斜視学会の論文賞である廣石賞の受賞となりました。瀧川助教の今後の益々の活躍が期待されます。

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