2024年05月21日
2024年5月15日(水)、帝京大学宇都宮キャンパスにて、本学理工学部バイオサイエンス学科の生命科学特論特別オープン講義を実施しました。
生命科学特論は、同学科の教員がさまざまな分野の最先端のトピックスをわかりやすく紹介する講義で、バイオサイエンスの分野だけでなく、化学や環境など幅広い分野をテーマに取り扱っています。今回はオープン講義として、本学卒業生で、アロマ生チョコレート専門店のメゾンカカオ株式会社代表取締役社長 石原紳伍氏をお招きし講演を行いました。
本学ラグビー部に入部し、4年生の時に初代学生コーチを務めチーム力の底上げに尽力したラガーマンの石原氏が、チョコレートを作るに至った経緯のほか、カカオ栽培の特性について、生産国であるコロンビアでのサステナブルな取り組み、国内の生産者とのつながりなど、バイオサイエンスのみならず、経営やマーケティング?ブランディングなど、さまざまな視点からお話をいただきました。講演後には、たくさんの質疑があり、「起業し、ビジネスを展開するにあたって、どのように取り組んでいるか」といった質問に対し、「自身の目標をめざすことや、仲間やお客さまをはじめ、多くの方に共感してもらうことには、何事も情熱をもって取り組むことが大切だと思っています」といったメッセージをいただきました。
当日は、生命科学特論を履修している学生のみならず、100人以上の学生が受講し、盛況のうちに講義が終わりました。これからも、本学では本学卒業生をはじめ社会で活躍する方を講師として招き、学びの場を提供していきます。
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