2024年04月16日
2023年4月3日(水)、帝京大学医真菌研究センター准教授 山田剛は、武蔵野大学薬学部薬学科准教授 大畑慎也氏と同学科講師 石井雅樹氏、スイス?ローザンヌ大学生物学?医学部および同大学病院名誉教授 Michel Monod氏らとの国際共同研究により、水虫の治療薬テルビナフィンの自然耐性に関与するタンパク質TrPtk2を同定し、胃酸抑制薬オメプラゾールをテルビナフィンと併用することでテルビナフィンの作用を増強できることを発見しました。
本研究成果により、近年報告の増加しているテルビナフィン耐性白癬菌(水虫)に対する新たな治療薬の発見につながるものと期待されます。