板橋キャンパス帝京大学シミュレーション教育研究センターにて特別授業を実施しました

2023年11月22日（水）、帝京大学シミュレーション教育研究センター（Teikyo Simulation Education and Research Center: TSERC）にて、ポルトガルの医療教育ソフトウエア開発会社Take the wind社よりPedro Pinto氏をお招きし、特別授業を実施しました。

今回の特別授業は、本学シミュレーション教育研究センターセンター長?教授 金子一郎が担当する医学部5年の救急医学シミュレーション実習の授業内で計画されました。また、コインブラ大学（ポルトガル）との大学間協定を進めるにあたり、教育現場での交流を実現すべく、本学八王子キャンパスの学生に対するポルトガルの歴史や文化についての授業が計画されました。当日は、本学医学部の学生と本学共通教育センター客員教授 松本美奈が担当する質問力を磨く ClassQを受講する学生が参加しました。

初めに、「ACS症例について」をテーマに医学部学生を中心に模擬診療を行いました。患者シミュレーター?Body Interactでリアルな病態を再現し、薬剤投与などの診断をグループ内で話し合いました。合間にペドロ氏と金子教授が解説を行い、実際の臨床現場での対応について理解を深めました。次にClassQ受講学生を中心にペドロ氏より「ポルトガルの歴史と文化について語る」をテーマにお話しいただきました。ペドロ氏は、スライドを使って現地の写真を紹介しながら、ポルトガルの文化を紹介しました。最後に質疑応答を行い、学生たちはポルトガルでの生活や医療について英語で質問を行ったり、メモを取ったりして積極的に取り組んでいる様子が見られました。本授業は終始和やかな雰囲気で進行し、学修や教育について国際的観点で考える有意義な時間となりました。

帝京大学シミュレーション教育研究センターについてはこちら

?

撮影：川本聖哉

トピックス一覧へ