2023年11月14日
2023年11月1日(水)、帝京大学とハーバード大学の学術提携30周年記念行事の一環として、茨城県つくば市のつくば国際会議場で開催された第82回日本公衆衛生学会にて、帝京大学ならびに帝京大学医師会共催のランチョンセミナー「公衆衛生大学院教育と人材育成-今こそ必要なMPHとキャリア形成-」を実施しました。
ランチョンセミナーでは、本学の冲永フェローとしてハーバード大学に留学し、現在、東京大学大学院医学系研究科公共健康専攻教授ならびに専攻長の橋本英樹氏、筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野教授で、今回の日本公衆衛生学会の大会長を務めた田宮菜奈子氏を招いて「MPH プログラムでの学びについての個人的回顧録対談」と題した対談を行いました。留学で得たこと、MPH(Master of Public Health)という公衆衛生の専門職学位取得の重要性、その後のキャリア形成に必要なこと、若手へのメッセージなどを伺い、日米の公衆衛生大学院教育についても理解を深める機会となりました。また、写真と数々のエピソードを交え、ユーモア溢れる若手時代の留学経験談もあるなど、日頃うかがう機会が少ないテーマについて、始終和やかに語り合う対談になりました。本セミナーは、帝京大学大学院公衆衛生学研究科(SPH)教授の福田吉治と同准教授の井上まり子が座長を務め、本企画は同学会プログラム委員である薬学部教授の山本秀樹が担当しました。日本の公衆衛生分野を代表する先生方の対談が聞けるとあり、満席で立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
あわせて学会期間中は、帝京大学グループと帝京大学SPHがブースを出展し、大学院生を中心に教員とチームになって、多くの来場者に本学の教育と研究の特徴を伝えました。
帝京大学とハーバード大学学術提携30周年の記念行事がこれからも続きます。30年の歴史を振り返りつつ、今後も連携を益々発展させ、国際的な研究と教育に励んでいきます。
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