2022年09月12日
2022年8月27日(土)~31日(水)、フランス?リヨンにて開催されたAMEE 2022 Conference(AMEE: International Association for Medical Education)において、帝京大学医学部救急医学講座教授 金子一郎が講演を行いました。
AMEE 2022 Conferenceは国際医学教育学会で、フランスリヨンにおいて久しぶりに対面形式で実施され、金子教授は、本カンファレンスに提出していた「Final Outcomes of the Successful Cooperation on the Development of the University-Standardized Basic Life Support (BLS) Skill Test」が採択されたことを受け、Short Communication sessionで心肺蘇生教育に関する演題を発表しました。本内容は、本学板橋キャンパスでシミュレーション教育研究センター(TSERC)で学部横断的に取り組んでいる標準的心肺蘇生実習授業について6年間にわたる成果をまとめたもので、特に、学習者の胸骨圧迫手技の客観評価につき分析的に考察した結果を提示しました。また、Virtual patient simulator Body Interact Workshopにおいて基調講演を行いました。これは、シミュレーションソフトウエアの使用経験と医学医療教育における東洋と西洋の文化のバックグラウンドの違いについてディスカッションを実施しました。
学会では、さまざまな国からの参加者がプレゼンテーションを行い、積極的にディスカッションを行っていました。