2022年06月13日
2022年5月11日(水)、帝京大学大学院教職研究科の学生18人と教員9人が、本学シミュレーション教育研究センターにて救命救急実習を行いました。
本学医学部救急医学講座教授 金子一郎を中心に、同センタースタッフの指導のもと、心肺蘇生法、AEDの使用方法、チーム蘇生、エピペンの使用について学びました。心肺蘇生技術とAEDの使用については評価基準が設けられ、確かな目標を示されたことで、正確な手技を獲得することができました。
その後、教育現場におけるさまざまな状況を想定して、学校における救命救急体制のあり方などをテーマにグループ?ディスカッションを行い、理解を深めました。
この実習は、共通基礎科目のなかで本学が独自に設定している「学校生活と子どもの健康?病気」の授業演習として位置づけています。コロナ禍の状況を踏まえ、参加者の健康確認、実習中のマスク着用、グループを少人数にするなどの対策を講じながらの実習でしたが、救命救急処置を必要とする状況はコロナ禍であっても起こりうるため、このような状況下でも実習が行えたことには大きな意義があると考えます。