2024年08月21日
2024年8月10日(土)、東京都内にて帝京大学硬式野球部の2024年首都大学野球春季リーグ戦優勝祝賀会が開催され、硬式野球部を身近で支えている方がたや学内関係者が集まるアットホームな会となりました。司会は、いつも球場でアナウンスを担当しているマネージャーの宮﨑結衣さん(文学部4年)と竹之内涼花さん(経済学部3年)が務めました。
本学硬式野球部は、2022年春季1部リーグで最下位、入替戦で敗退し39季ぶりに2部降格となりました。その後、2023年秋季2部リーグで優勝、入替戦で勝利し1部昇格を果たしました。2024年春季1部リーグでは10勝1敗で全大学から勝ち点を奪い、リーグ史上初となる昇格後に即優勝する快挙を達成しました。6月に開催された第73回全日本大学野球選手権大会では、53年ぶりのベスト8を果たしています。
本学理事長?学長 冲永佳史はお祝いの言葉とともに、困難な状況から優勝へと積み上げてきた功績をたたえ、「ここまで培ってきた経験を後輩に伝え、硬式野球部に財産として残していってほしい」と話しました。
その後、乾杯の発声をスポーツ局局長 岩出雅之が務め、歓談の時間にはマネージャー 宮﨑さんと副主務 池田圭吾さん(医療技術学部3年)が制作した動画の上映も行われました。2部降格してから入替戦での勝利まで、1部リーグ優勝や全日本大学野球選手権大会での様子が映し出され、学生たちはみんな笑顔を浮かべ、顔を見合わせて笑い合い、ときには真剣な表情で映像に見入っていました。
硬式野球部監督 唐澤良一のあいさつでは、硬式野球部チーム全体、そしてスポーツ医科学センターや寮の方がた、チアリーディング部や吹奏楽部をはじめ応援してくれた方から選手は元気をもらいましたと感謝の意を表しました。そして、硬式野球部の学生へ「同じ方向を向き、同じ気持ちになって、もう一度違う景色をみんなと一緒に見たい。良いチームを作れば結果はついてくるので、皆さまの期待に応えられるよう、もう一度全員が一つになって頑張っていきましょう」とメッセージを送りました。
主将の今﨑圭秦さん(医療技術学部4年)からは、春季リーグの振り返り、昨年の梧桐大真前主将をはじめとする一学年上の先輩方への感謝、そして秋季リーグへの意気込みが話されました。また、春季リーグ戦において個人賞を受賞した学生の紹介も行われ、あらためて会場からお祝いの拍手が送られました。
閉会のあいさつは硬式野球部部長?法学部学部長の天日隆彦が行いました。また、参加者お見送りの際には、硬式野球部学生からのお礼の品として、硬式野球部OBがデザインした優勝記念クリアファイルと帝京スポーツ新聞部編集長 大谷剛志さん(経済学部3年)が祝賀会のために制作した帝京スポーツ特別号が学生より手渡されました。
4年生最後のシーズンとなる秋季リーグの開幕は9月7日(土)です。
今後の硬式野球部の活躍がますます期待されます。