2024年04月22日
2024年4月11日(木)~4月14日(日)、パシフィコ横浜(神奈川県横浜市)にてJRC2024が開催され、第80回日本放射線技術学会総会学術大会において帝京大学福岡医療技術学部診療放射線学科助教 関川祐矢がCyPos賞最優秀賞を、The 3rd International Conference on Radiological Physics and Technologyにおいて同学科准教授 亀澤秀美がCertificate of Merit Awardを受賞しました。
JRC2024は、第83回日本医学放射線学会総会(JRS)、第80回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)、第127回日本医学物理学会学術大会(JSMP)、The 3rd International Conference on Radiological Physics and Technology(ICRPT)の4つの学会からなる合同学術大会です。
関川助教は、「ヒトを対象とした冠動脈造影画像における心筋血流画像生成法の開発」という演題で発表を行いました。ヒトを対象とした冠動脈造影画像から核医学分野で用いるパトラックプロット解析により心筋血流画像の描出を行い、その有用性を調査した成果が高く評価され、JSRT全演題のうち最優秀賞の受賞となりました。
亀澤准教授は、「Novel radiomics/dosiomics-based treatment failure prediction for pharyngeal cancer patients」という演題を英語口述で発表し、CT画像と放射線治療の線量分布情報にトポロジーを応用した新たな頭頸部癌の治療失敗(再発?転移)予測モデルを構築し、治療計画時に治療失敗の可能性を予測することで、より適した治療法選択に貢献できる手法を考案したことが認められ、今回の受賞となりました。
これらの研究成果は、今後の放射線医療に大きく貢献することが期待されます。