2024年04月09日
2024年3月16日(土)、東京大学本郷キャンパス(文京区)で行われた日本動物学会第76回関東支部大会において、帝京大学卒業生の印南花奈さん(2023年度卒業)が、「始原生殖細胞のメス化に関わるCG1677の同定とその役割」というタイトルでポスター発表を行い、優秀発表賞を受賞しました。本学会は、系統分類学、細胞生物学、発生学などを含む動物科学の発展を目的として1923年から実施されている歴史ある学会で、今回の受賞は、未だ謎が残る生殖細胞の性決定に関わる新規候補遺伝子を明らかにした点が評価されたことによるものです。
なお、本研究は本学理工学部バイオサイエンス学科講師 太田龍馬の指導のもと筑波大学と共同で進められており、動物の生殖細胞の性がどのようなしくみで決定されるのかを解明するための新たな知見になると期待されています。