2024年04月02日
2024年1月22日(月)、帝京大学駅伝競走部と医療技術学部スポーツ医療学科助教 内山由美子ゼミが、多摩市立北諏訪小学校の5年生を対象とした学年行事でランニング教室を行いました。本教室は、同小学校の父母と教師の会(PTA)の「子ども達が駅伝競走部の選手との交流を通して走る楽しさを感じて欲しい」という思いと、本学スポーツ医療学科の「スポーツを通して子ども達へ健康と楽しみを届けたい」という思いが合致し、合同で企画しました。
本教室の導入として、2022年度本学教育改善等改革プログラム開発支援制度の助成を受けて、医療技術学部スポーツ医療学科のトップアスリートコースと健康スポーツコースが合同で制作したスポーツの紹介動画「おしえて!おにいさん?おねえさん(駅伝競走編)」を児童の給食の時間に放映し、“駅伝とはどのようなスポーツか” “駅伝の魅力は何か” “駅伝選手はどのような身体づくりをしているか”などについて紹介しました。この動画は、健康スポーツコースの内山ゼミに所属する学生が、トップアスリートコースの学生(指定強化クラブ所属の選手)に取材をしながら台本を作り、選手が実際に俳優として出演している本学オリジナルの動画です。本教室には、実際に動画に出演している選手や箱根駅伝に出場した選手が参加し、児童と一緒に身体づくりをしたり、5分間走で一緒に走ったり、質問コーナーを通して選手と交流しました。
質問コーナーでは、選手の食事やレース中の給水、苦しい時はどうしているかなど、10人以上の児童からさまざまな質問がありました。本教室後のアンケートからは、選手たちへの応援メッセージや、「走ることが楽しいと感じた」「5分間走で苦しい時、選手が腕を振って!と声をかけてくれて腕を振ったら足が前に出て走れた」「選手と一緒に走っていたらいつも苦しいのにあっという間だった」「持久走を頑張ってみようと思った」など、前向きな感想が得られました。
父母と教師の会(PTA)と連携した企画であったため、本教室開催前に小学校から保護者へ出すお便りで、事前に駅伝競走部が訪問することが伝えられ、正月に開催された箱根駅伝を観て応援してくれたご家庭もありました。また、学校安全の一環として本教室後の児童の帰宅時間に合わせ、父母と教師の会(PTA)と内山ゼミの学生が一緒に通学路のパトロールや横断歩道での見守り?旗振り活動を行いました。
今回は、学内の教育改善等改革プログラム開発支援制度を活用し、スポーツ医療学科健康スポーツコースで実践している子どもへのスポーツ振興活動?健康教育活動を、本学学生とPTAが連携しながら行う方法を探りました。今後も、地域活動を行いながら、子ども達や保護者のニーズを把握し、連携をはかりながら安心できる環境を整え、スポーツを通して健康と楽しみを届けていきます。
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