国際歴史学委員会の会長らが本学に来訪されました

2024年2月26日（月）、国際歴史学委員会（ICHS）会長のフランス国立科学研究センター教授 カトリーヌ?ホレル氏と同委員会事務局長の東ピエモンテ大学教授 エドアルド?トルタローロ氏が、同委員会本部理事を務める本学法学部教授 渡邊啓貴の立会いのもと来訪されました。ICHSは1926年にジュネーブ（スイス）で創設され、国連科学文化機関（UNESCO）の傘下にあり、創立100周年記念研究大会をエルサレム大学で6日間にわたって開催を予定するなど、世界的に由緒と伝統のある委員会です。また、同委員会の創立大会には、当時国際連盟事務次長だった新渡戸稲造が参加するなど、アジアでは日本が代表的な参加国となっており、これまでに日本から四人の歴史学者が本部理事?副会長に選出されています。

今回の来訪は、2024年10月に本学八王子キャンパスで同委員会の理事会?総会および研究大会を開催することが決まったことにより実現しました。本学理事長?学長 冲永佳史は委員会の両代表の来校に敬意を表すとともに、歴史学の本質や学問の国際交流についての持論に支えられた鋭い質問を投げかけるなど、本学の教育理念である「国際化」に向けた熱心な議論が交わされました。面会後、会長らは秋の大会に向けて本学霞ヶ関キャンパスや八王子キャンパスを現地視察しました。

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