八王子キャンパス医療技術学部スポーツ医療学科健康スポーツコースの卒業研究発表会を実施しました

2024年2月5日（月）、帝京大学八王子キャンパスにて、本学医療技術学部スポーツ医療学科健康スポーツコースの卒業研究発表会を実施しました。天候によりオンラインと併用での実施となった今年度は、2人の学生が研究成果を発表し、参加した学生?教員により盛んに質疑応答が行われるなど、活発な討論会となりました。

発表した宮川真菜さん（医療技術学部4年）は「私は本学アメリカンフットボール部で学生トレーナーとして活動しており、その中での疑問をテーマとして研究しました。卒業研究を通して、自身が得た知識や情報をもとに適切な根拠と照らし合わせ、自分の言葉に表すことは難しいと感じました。いろいろな考え方を知ることは私の今後の人生において非常に貴重な経験となりました。卒業研究で指導していただいた佐保泰明准教授から得るものはとても大きかったです。卒業研究は私の大学生活を彩るものとなりました」と感想を述べました。

同コース教授 佐藤真治からは「今年は2人の学生が卒業研究発表会に臨みました。2人ともすばらしい発表でした。なにより自分の言葉で語っていました。これは、簡単なことではありません。2人がなぜだろう、調べてみよう、そうだったのかと手順を踏み、得られた結論に納得したからこそ、自分の言葉で語ることができたのだと思います。科学者の中谷宇吉郎は、「疑問に持つこと、実験してみること、自分が納得することは研究者にとって大切な心得であるだけでなく、どういう職業についても役立つことである（科学と人生）」と述べています。2人は社会に出ても今回の経験を生かして、大いに活躍すると確信しています」と講評と激励の言葉がありました。

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