2024年01月04日
2023年12月14日(木)、経済学部経済学科講師 永井リサのゼミが、アサヒグループジャパン株式会社と2回目のワークショップを行いました。
永井ゼミは八王子キャンパス食堂にて、発展途上国の児童の給食費となる20円を付加したTFT※1メニューを提供するなど、SDGs達成に貢献する活動を行っており、昨年度から同社とSDGsの具体的な取り組みについて話し合いを重ねてきました。上半期にはアサヒグループがSDGs3「すべての人に健康と福祉を」の取り組みとして提唱する「スマートドリンキング(スマドリ)」※2をテーマに1回目のワークショップを実施しており、今回は2回目としてスマドリを広めるための戦略を4つのグループに分かれてプレゼンテーションを行うワークショップを実施しました。
4つのグループはそれぞれ、体育会系の団体に根強く残る同調圧力によるアルコールハラスメントを防ぐためにメモリ付きのグラスを開発して飲酒量を可視化する、スマドリのない世界とスマドリがある世界を動画で表現し発信する、「スマートドリンキングを実行すること」を「スマドリする」と動詞化して流行語にする、スマドリ×ベランダカフェというコンセプトカフェをつくる、といったバラエティーに富んだ提案を行い、プレゼンテーションの後には学生同士で活発に質疑応答を行いました。
アサヒグループジャパンの担当者からは「学生目線の提案で大変参考になった」「プレゼンテーション能力が高く驚いた」「前回レクチャーした広告規制などを踏まえて提案いただいたのがすばらしい」などのフィードバックをいただきました。
永井ゼミは、アサヒグループジャパンとペットボトルキャップを回収してリサイクルするMUPプロジェクトも展開しており、今後も同社と連携してSDGs達成に向けた活動を実施していきます。